Heartful Herbal Lifetime

ハーブの知識と活用法を一部抜粋し掲載。月水金の更新。

【トウガラシ】〜ダイエット効果〜

世界各国で、辛い料理に欠かせないスパイスとして親しまれている唐辛子。

真っ赤な実に含まれる辛味成分、カプサイシンにダイエット効果があるとされ、脂肪を燃えやすくするので、摂りすぎに注意して上手に食事に取り入れるとよいでしょう。

 

効果 食欲増進、消化促進、健胃、血行促進、殺菌

 

アレンジ

カレーや麻婆豆腐、トマトソースのパスタなど定番料理にはもちろん、炒め物に加えたり、漬物に一緒に漬け込むなどアイデア次第で多彩に使えます。

葉にも穏やかな辛味があるので佃煮に。

原形より粉末状の方が辛さが強いようです。

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風邪には

風邪のひき始めには、鎮静効果のあるハーブをティーにしたり、お風呂に入れたりするとよいでしょう。

また、咳やのどの痛みに効くハーブをティーにしてそのまま飲んでも、うがいに使ってもOK。

また、フェイシャルサウナで湯気を吸い込むのも効果的です。

 

カモミール 鎮静効果があります。

タイム 殺菌力があり、のどの痛みや咳を鎮めるのに効果的。

     紅茶にして飲みましょう。ヒソップマロウも喉の痛みや咳に効きます。 

【ディル】〜優れた鎮静効果〜

Dillは優しく爽やかな香りを持った背高のっぽのハーブです。

葉や茎、花、種子の全てが利用でき、特にピクルスや魚介類の料理によく使われます。

葉と種子では、芳香が異なり、葉が柔らかな香りを持つのに対してスパイシーな香りと強烈な辛味を持つ種子はカレーパウダーの原料にも。

またdillは、スカンジナビア語で「鎮める」という意味を持ち、その名の通り優れた鎮静効果を発揮します。

 

効用 整腸、利尿、母乳分泌促進、口臭除去、健胃、頭痛や神経を鎮める

 

アレンジ 

若葉は、サラダやマリネ、ピクルス、スープに刻んで散らしたり、魚介類の料理に振りかけるのがオススメです。優しい香りなので、魚介や野菜とよく合い、爽やかな味わいにしてくれます。また、teaはむずがる子供に飲ませると効果的。

 

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【魚料理のソースに】

Dillペースト

優しい香りを持つdillは、素材の味を生かしたい魚料理や野菜を使った料理のソースにぴったりです。

材料

Dill,100g、にんにく1かけ、オリーブオイル1/2カップパルミジャーノチーズ(粉)大さじ2、くるみ大さじ2、塩少々

【チャイブ】〜料理の万能選手〜

チャイブは、玉ねぎや長ネギ、アサツキなどに似た風味を持つハーブ。

辛味がなく、マイルドな味わいなので和洋を問わずどんな料理にも合います。

カルシウムなどを豊富に含み、料理に使えば体を温めてくれるという効用も。

また、初夏にネギボウズのような丸い形のピンク色の花を咲かせるので、ドライフラワーにしても可愛らしいでしょう。

 

効用  食欲増進、消化促進、体を温める

 

アレンジ  刻んだ葉はオムレツやポテトサラダに混ぜたり、スープに散らしたり、バターやチーズに加えたりと、用途はさまざま。

ネギやアサツキと同様に、うどんや蕎麦、冷奴の薬味にすると、辛味も少なく香りもマイルドなので、食材の味を引き立てます。

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【生理痛には】

お腹や腰が痛くなったり、気分がふさいだり生理中の様々な症状に悩んでいる女性はきっと多いでしょう。

ハーブには、ホルモンのバランスを整えたり、気分を高めたり、痛みをおさえたりといった効用を持つものもあるので、薬に頼る前に試してみましょう。

 

オススメハーブ

マジョラム 血液の流れを促す作用があり、生理痛を緩和。

ラベンダー 気分を落ち着けたり、痛みを和らげる効果があります。お風呂に。

カモミール 日頃からハーブティーにして飲むと効果があります。

 

 

【チャービル】〜民間薬〜

「グルメのパセリ」と呼ばれ、フランスでよく使われるハーブです。

パセリとよく似た香りですが、パセリよりも甘みがあるのが特徴。

薄くて繊細な葉は料理の飾りとしてもぴったりです。

加熱すると香りがとんでしまうので、火からおろす間際に入れること。

また、フランスでは民間薬としても使われており、消化不良の時や風邪で発熱した時にハーブティーにして飲むと効果があります。

 

効用  消化促進、発汗、解毒

 

アレンジ  パセリに似た芳香を持つので、同じように使えます。

魚料理と相性がよく、若葉をそのまま飾っても、ソースに加えてもよいでしょう。

生のチャイブやパセリとミックスすると複雑な風味になり、ドレッシングなどにひとふりするだけで味わいが豊かに。

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【筋肉疲労には】

ハーブバスとマッサージで筋肉のこりを一気に解消

 

一日中デスクワークをしていると、肩や背中、首などの筋肉に知らず知らずのうちに疲労がたまります。

痛みが生じる前に、それをほぐしてあげましょう。

血行をよくする働きのハーブや炎症を抑えるハーブのお風呂に入浴し、マッサージをすると効果てきめんです。

 

オススメハーブ

マジョラム 炎症やけいれんを抑える働きがあります。

ローズマリー 疲労回復に効果があり、筋肉を柔らかくしてくれます。

ラベンダー 痛みを和らげて、炎症を鎮めます。

 

【チコリ】〜花や葉、根っこも大活躍〜

サラダなどに使われる、ボート型の白い葉でお馴染みのチコリ。

よく料理に用いられるこのロケット状のチコリは、日光にほとんど当てずに裁判したもので、ほろ苦い味わいとみずみずしい食感が人気の秘密です。

 

夏に咲く花は、美しいスカイブルーで、朝に開花して、昼過ぎにはしぼんでしまうという半日花。

つぼみはピクルスに、花弁はエディブルフラワーにどうぞ。

 

効用  消化促進、滋養強壮

 

アレンジ

若葉はサラダやグラタン、バター炒めにすると美味しく頂けます。

また、根っこを乾燥させてから煎り、ミルで挽いて、お茶のようにポットでいれると、ノンカフェインのチコリコーヒーが楽しめます。

消化促進作用があるので、食後に飲むとよいでしょう。

 

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リフレッシュしたい時は

眠気がある時や、気持ちが落ち込んだ時は、ハーブの力を借りて手軽にリフレッシュしましょう。

スッキリとしたミント系の香りや爽やかなレモン系の香りが効果的です。

ハーブティーや熱めのお風呂で体と頭をシャキッとさせてはいかが?

オススメハーブ

ミント メントールのスッキリした香りが効果を発揮。

    ペパーミントもスペアミントハーブティーにして飲むと気分がリフレッシュ。

レモングラス  レモンの香りが特徴。ハーブティーにすると元気に。

【タンジー】〜ギリシア語で「不死」〜

タンジーの名は、ギリシア語で「不死」を意味するアサナシアが変化したものです。

それは強力な防腐効果を持つタンジーが、古代ギリシアで死体保存用の薬草として用いられていたことに由来しています。

ただし、毒素を持つので食用や飲用には用いないこと。

夏になると、ボタン型の可愛らしい花をたくさん咲かせてくれます。

鮮やかな黄色の花は切り花やドライフラワーにどうぞ。

 

効用  防腐、防虫

 

アレンジ

毒性があるので、料理や飲み物に使用してはいけないとされています。

乾燥させた葉には防虫効果があるので、ノミ退治にペットの首輪やおもちゃにしてもよいでしょう。

また、袋に入れてタンスの中に置いておくと虫除けになります。

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眠れない夜にオススメのハーブ

 

気持ちが高ぶって眠れなかったり、小さな物音でも目が覚めてしまったり。

そんな時には、心を穏やかにして、安眠を誘うハーブが役に立ちます。

ピローにしたり、ポプリを寝室に置いたり、寝る前にハーブティーを飲んだりして神経の高ぶりを鎮めましょう。

 

ラベンダー

ピローやポプリにして寝室に置くと心を静かにしてくれる効果あり。

 

カモミール

寝る前にハーブティーにして飲むと、優しい香りと味が心を落ち着かせてくれ、安眠効果抜群です。

 

【タラゴン】〜食通のハーブ〜

フランスでは食通のハーブと呼ばれるタラゴン

品種にフランス種とロシア種の2種類があり、スパイスとしてはフランス種が人気です。

アニスのような甘い香りの中に、セロリのような芳香を含んだその風味は、フランス料理に欠かせない存在です。

ソースやドレッシング、マヨネーズなどに混ぜてみて下さい。

 

効用

食欲増進、消化促進、胸焼け、痛風リューマチ

 

アレンジ

甘くてやわらかな香味は、鶏肉や白身魚など淡白な食材によく合います。

それらのくせを消すのにも使われますが、料理に添えるトマトソースやクリームソースの香りづけにして芳香を楽しみましょう。

また、ビネガーに漬け込むのもオススメです。

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タラゴンで作るスープ&サラダ

タラゴンスープ カプチーノ仕立て】

材料4人分

ほうれん草100g

タラゴン1枝

水100cc

固形のチキンブイヨン1個

イヨンスープ用の水600cc

牛乳300cc

塩少々

飾り用タラゴン1枝

①ほうれん草は水で洗い、塩ひとつまみを入れた熱湯でさっと茹で、水気をよく切っておく。

②ほうれん草と水100cc、塩少々、タラゴンをミキサーにかける。

③水600ccを沸騰させ、固形のチキンブイヨンを溶かす。

スープが冷めたら、ミキサーにかけたものと合わせ、よくかき混ぜる。

④牛乳を泡立てる。

⑤スープをスープカップに注ぎ、牛乳の泡立った部分をすくいとって上に乗せる。

仕上げにタラゴンを飾って出来上がり。

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タラゴンのポーチドエッグサラダ】

材料4人分

卵4個、タラゴン2枝、チコリ3枚、クレソン5〜6枚、サニーレタス4枚、トレビス1枚、

マッシュルーム4個、酢大さじ1、タラゴンビネガー大さじ1、お好みのドレッシング適量、

塩少々、飾り用のみじん切りにしたチャイブ大さじ1と1/2

※トレビスがなければ、レタスでもよいですが、トレビスや赤キャベツなどがあれば、彩りがより綺麗に。

①葉っぱ類は水で洗い、食べやすいサイズに手でちぎり、水気をよく切っておく。

マッシュルームは石づきを落として汚れをとり、薄切りに。

②手鍋にたっぷりの水を入れ、酢、タラゴンビネガー、塩少々を加えて沸騰させる。

そこに卵を落とし、5分経ったら冷水にとる。

タラゴンビネガーがない時は家にあるビネガーにタラゴン1枝を入れて、一晩寝かせばOK。

酢を入れると卵が分散せず、また鍋が変色しない。

③お皿にドレッシングで和えた野菜を盛り付け、上に卵とタラゴン、みじん切りのチャイブを飾って出来上がり。

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